2010年3月27日土曜日

教育のいかん。

「今年の新入社員はETC型」
なんでも、「心のバー」がなかなか開かないとか。誰かがレッテルを貼り、それを流布するのは自由だが、流布されたレッテルを見た人は「それ」に振り回されているようではいかん。いかんせん、昨今の社会人は即席の情報にとらわれすぎな感は否めない。情報過多な時代であるが故、己の頭を用いて考える暇もないのはexcuseでしかない。寝る間を惜しんでも、考え抜くのだ。

結構、たいそうなことを述べておりますねぇ。これ、私の脳内思考です。まぁ思うのは簡単で、実際に実行に移すのは、思うの100倍以上難しいものであります。私の有言実行率はおよそ一桁台・・・うむ、今年はせめて二桁台に上げることを自身に誓います。

さて、社会人関連で考えさせられるのが、教育についてであります。国を考える、世界を考える上でも、教育政策は数ある国策のうち、かなり高い優先順位に位置するべきであります。金銭的な裕福レベルで考えてはいけない。世界がこれから進んでいく方向性は教育の如何で大きく様変わりするのは間違いないわけであります。そこで、重要となるのが、どのような政策モデルを率先して取っていくのか。最優先で執り行われるべきモデルとして、「現状の資本主義から脱したモデル」、「資源・食料・エネルギーが上手く分配されるモデル」、「自由と平等の折衝がうまく成り立つモデル」、「国家の資本量ではなく、幸福量に重きを置いたモデル」などが考えられます。そして、これらの問題と同レベルで考えるべきものとして、「未来の世界を見据えた教育のモデル」を挙げたい。

さて、そんな日本が現在とりくもうと知っている教育政策はどんなものか。子供手当てもいいが、それ以上に「教育の根幹」を今一度考え直さなければならない。そう思うのは僕だけではないはず。これまでのブログでもしばしば述べてきたことではありますが、今一度声を大にして言いたい(まぁ言うだけなんですが・・・)。「ニトロを積んだ列車が、ものすごいスピードで暴走状態にあるとして、その辿る線路を上手く操作しないと、とんでもないことになる」と。今回の金融危機はある意味で、鎮静剤になりました。が、再び暴走のエネルギーを貯えつつあります。はてさて、世界はどうなることやら・・・

少し脱線してしまいました。今日紹介する評はこちら。


政府の方針としては、今後の10年間で、教育特に大学における「海外留学生」をひきつけてくることが出来る政策をとっていくらしい。competitiveness(優位)とHuman resource(人財)の二つに重点を置いて政策を執り行っていくとのこと。

で、その中身とは一体どんなものか。日本の大学が、海外の留学生をひきつけることができない要因として、「高い日本語のハードル」がある。ごもっとも。その対策として、英語だけで授業が行われ、かつ、単位を獲得することのできるコースを増やす。その他の意見としては、サポートスタッフを充実させる、インターンシップを増やすなどが挙げられております。

うーん、正直いって、大学院の授業ならばすべて英語でやっても良いような気がしないでもない。特に、国文学とかいった日本語専門科目でないならば、英語でやるほうがbetterだろうと思います。そして単位取得を難しくしてしまえば、なおgood。英語でコミュニケーションくらいは取れるようでなければ、これからの社会で生きていけないのは間違いない(内需は覗きますよ)でしょう。

あと、日本の「国際学部」についても言及されています。なんでも現在のkokusaikaは、日本文化を外国文化から守るような方策が採られているとか。ほんまかいな。で、行政は「諸外国の文化・言語を学び、日本語とその文化をより深いものにしていく」ことに重点を置いている・・・これは実際に大学の講義を受けてみないとわからないところがありますのでなんともいえないです。僕の友人の話をきく限りでは、結構行政の方向性に近い指導を行っているようですけどね。

で、このプロイジェクト(kokusaika seitei seibi jigyou)が現状どうなっているかというと・・・先の日本経済の先行き不安によって、「予算カット・次ぎのステージに進める(実施までには至らず状態)次期の延期」という結果。なんとも残念な状況にあります。まぁ、危機に瀕して「何を優先するか」を考えた時、諸外国の人たちよりも自国民の生活・幸せを大切にするのは最もなことなのでしょうけど・・・僕としては、予算維持で積極的に次ぎのステージへ歩を進めて欲しかったなぁと思います。
少子化、リーダーの不在、経済の先行き不透明を考えた時、諸外国の人たちを受け入れることで、直面している、これからするであろう困難を乗り切るためのアイデアが生まれることは、多々ありますからね。上手く、外国の学生を誘致できるようなプログラムを早急に施していけることを願います。

※冗長な文でスイマセン。