更新が滞ってしまいがちになると危険ですね。途中で放り投げたくなる。これは何もブログにだけ当てはまることではなく、仕事・恋愛・人生でも同じようなものだと思っています。そして、生きている限りで、無用なものは何もない。どこかで獲得した知識・経験は、思ってもいなかった場面で花開くことが多々あります。
Make the News with captured items! 絶対量としての知識・経験を増やすこと、それがあって初めて自分の型を築くことができるのではないでしょうか?これに連関して、最近世の中に広まっているような「小さい頃から個性・独創・originalityを押付ける姿勢」はいかがなものかと思います。個性も大事ですが、それ以上に、基礎はもっと大事。originalityだけで物事を進めても、一発屋にしかなれない可能性が高い。そして、失敗したとしても、そこから「学んで」次に繋げることができない人が多い…ようなきがします。
恒常的にoriginalityを築いていく(originalityは成長するものです)能力を獲得するには、知識・経験がものをいいます。例えば、数学の問題を解くにあたり、一見、微分をつかって解くのかなと思わせながら、微分だけでなくベクトルもつかって解けばすぐに答えがでる問題(微分でも解くことはできますが、時間がかっかる)にぶち当たったとします。微分しか知らない人は、うんうん唸りながら、答えに至るまで長大な時間を費やしてしまいます。一方、微分もベクトルも知っている人は、すらすらと流れのうちに問題を解くことができる。後者にあっては、微分とベクトルという二つの方法(知識)を組み合わせて、答えを短時間で出すことができるわけです。この組み合わせが、まさに「originalityの種」なんですね。土壌を「数学の世界」だとすると、種は「僕たち人間」、そして、土壌に埋まっている様々な養分が、指数・対数、微分・積分、数列、統計etcといった「個々の解決方法」であります。様々な養分を吸収していくことで、種はぐんぐん育っていきます。種はやがて花となります。「世界に一つだけの花」の歌詞にもあるように、同じ土壌から、いろんな種類の花が咲くのです。そして熟した花は、新たな種をたくさんつくります。新たな種が、新たな花を咲かせる…この繰り返しでしょう。うーん、なんとも素晴らしい。
上では数学を題材にあげましたが、これと同じような考え方は「originalityを築く」という点で全ての分野に通じうることではないでしょうか。同じ種であっても、知識と経験によって千差万別の花を咲かすことができます。早熟に花を咲かせる種もあれば、晩成で花を咲かせる種もあります。種を育てる上で大切なのは、「育てよう」という「意志・心」ただそれだけです。
※僕の考え方では、生まれてきたからには全ての人はoriginalityを持っているはずです。社会でもoriginalityは重要視されまています。とりわけ、子供の世界で啓蒙のごとく謡われているように感じます。でも、originalityは一昼夜にして築きうるものではありません。花と同じように、時間をかけて「開く」ものであります。忍耐強く子供を見守る。困ったときは助言し、上手くいく方向へと誘導してあげる。こういった姿勢が大人の世界で忘れさられつつあるような気がしてなりません。