iPhone4がもうすぐ発売されますね。機能的にはマルチタスク以外iPhone3GSとそれほど変わらないようです。スペックは若干upした模様で、500万画素のカメラがどれくらい使えるかは興味深いところ。たぶん、iPhone4で写真を撮って、ネット上にストレージして、iPadで編集して、ネットに配信♪みたいなステップで使えそう。さすがにiPhoneの小さなスクリーンでは、纏まった文章はかけないです。
これまでiPod touch(初期の一番古いやつ)で頑張ってまいりましたが、いよいよiPhoneへ乗り換えようと思います!・・・なーんてのは半分冗談なわけで。僕としては次期iPod touchの発売を待つばかりです。なぜiPod touchなのか?電池の問題、契約プランの問題を考えれば、妥当かと(笑)。パケットなんかくっついてくるから、高くなる・・・端末価格込みで2000円/月のプランを作ってもらわないと、食指が沸かないですね。複数の筐体をネットに繋げることができるmobileルーターもかなり充実してきましたし・・・ますますWiFiで十分ではないかなという状況です。まぁ写真・動画が取れないようなら、iPhoneに移行しちゃうかもしれませんけど。
さて、大学時代に謳歌していたノマドな生活に、憧れを抱くだけで満足してしまう妄想野郎えびすが紹介する本はこちら。
われわれ人間は、なんらかのmotivationをもって日々の生活を送っている。例えば、ご飯を食べるのは生きるというmotivationがあるから、学校でいい成績をとったり、会社で過剰に働くのは、なんらかの報酬をもらうmotivationがあるからそうしている。前者のmotivationをmotivation1.0(M1)、後者をmotivation2.0(M2)と呼ぶこととする。
人類の歴史を振り返ると、その根底にはM1がある。まず生きることが最優先であり、そのために野鹿や猪を狩ったり、魚をしとめたりして日々の時が過ぎ去っていった。そして、狩りをするには集団で行うほうが成功の確率が高く、また、暮らしにおいても集団のほうが外敵から身を守りやすいことに気付き、「皆で集まる生活=村」の素地が出来上がった。
その後、村は様々な形に進化していく。国家や大企業が村にルーツを持つのは言うまでもない。そんな集団の中で人々が生活を送っていると、自然といざこざが出てくるものだ。そこで、統制者の登場である。統制者は集団をまとめるために、「権力」を行使する権利を付与された存在だ。首相や社長、いや他者を制する権利があるものはすべて統制者に当たろう。
文明の発展とともに、集団は細分かされ、様々な統制者が現れることとなった。資本主義社会の企業にあっては、統制者のポジションに着くことで、収入の上昇と部下を従えることができるようになる。一つの「資金報酬」の形がそこに見出せる。多くの人はこの報酬を渇望し、ここにM2が現れることとなった。
企業はパフォーマンスをあげるため、様々な方法でM2をあげようとしてきた。そして多くの人も、資金報酬目指してM2を高く維持してきた。とりわけ、日本経済の戦後50年ほどの期間は、M2のおかげで高度な発展を達成したとも考えられる(勿論、勤勉さもあった)。しかし、昨今は少し事情が異なるようだ。今までM2は企業のパフォーマンスをあげるのに上手く機能するものと考えられてきたが、どうもそうではないことが最近の社会調査でわかってきた。昔から上手く機能していなかったのかは定かではないが、ここ2、3年の経済社会に当てはまることは間違いない。
著者によると、単純に企業が「資金・地位本位の報酬」を設け、それに突進するよう従業員に強いることは、短期のmotivationをあげるには有効だが、長期のmotivationを維持するには有害となる。パフォーマンスもこれに準じ低下する。一見、報酬という「えさ」を見せ付けられることで、我々は積極的に・主体的に仕事に取り組むと考えられる。だが、人間のmotivationの本質をさぐると、どうやら新たな一面が見えてきた。それをmotivation3.0(M3)と呼ぶこととする
M3は成熟した社会で生活を送っている人が抱くmotivationである。その根幹にあるのは「自分の能力を高めたい、よりよい社会を作りたい」というmotivationである。M3においては、資金・地位を獲得することは目的とならず、単に付随してくるもの程度となる。また、M3は教育においても、大きなパフォーマンスを示すものだ。報酬型ではなく、自己実現型の教育を進めることで、創造性豊かな人を育てることができる。
M3は今後、加速的に広まっていくことだろう。そして、個の範囲を超えたmotivation、資本・地位本位ではないmotivationは、人が生きやすく、創造性に富む社会を築く原動力となることだろう・・・私も、今一度、自身のmotivationを再考してみたい。
※自分の天職に出逢うと、安い賃金でも寝る間を惜しんで働く、いや楽しむものです。これもmotivation3.0の一つではないでしょうか?自分の懐を肥やすことが目的ではなく、自分の能力upを目的とするのも立派なM3でありましょう・・・あ、でも能力upが懐を肥やすためにあるのであれば、それはM3ではありません。あくまでも、お金とは距離を置いたところに見出すmotivationをM3と呼びます。なお、本書は教育関係に勤める人には必読の書ではないかと思います。事例をもとにM3の有効性をわかりやすく解説してくれますので、上手く自分なりに落とし込んで実践してみるのもいいことでしょう。
