さて、周囲からはそれほど頭を使っていないだろと突っ込まれつつも「頭痛にノーシン」が手放せない日々を送っているえびすが紹介するのはこちら。
言わずと知れた猪瀬さんのコラムです。電子書籍について少々突っ込んだ見方をされていたので紹介いたします。納得できる点もあれば納得できない点もあります。が、今回は納得できる点を起とし、Appleの戦略について少し考えていきます。
新聞販売店も、洗剤を配るくらいなら、eBookリーダーをタダで配って、かわりに1年間とか2年間の新聞契約をしてもらった方がいいのではないか。特定の新聞しか読めないようにしたeBookリーダーを開発すれば、読者を囲い込めるはずだ。
このマーケティング戦略は素晴らしい。何も新聞社に限ることではなく、Amazonにも当てはまる。新聞社と消費者の媒介として、Amazonがしっかりマージンを取れば面白いビジネスモデルが出来上がる、いや既に出来上がっている。そして、このような「ハード」を提供する会社(Amazon)と「ソフト」を提供する会社(新聞社)が、よりコラボレーションしやすいモデルを考えたのがAppleだ。一見、彼らの偉大な業績は斬新なプロダクトを作り上げたことにあると思われがちだが、真に偉大なのは「一般人が気軽に(とはいってもそれなりの知識は必要だが)製品を開発・提供することのできるプラットフォーム(SDK)」を築いたことであると考える。
いや、まて、これまでにも窓の杜やVectorのように無料のでソフトを提供している機関はあったではないか?確かに、Appleの築いたプラットフォームは技術という点ではなんら目新しいものではない。しかし、以前の無料ソフトに比べ、Appleが提供するアプリケーションの利便性・操作性・快適性は格段に向上していると考える。とりわけ「音楽」というカテゴリーと平衡するラインでアプリケーションを展開した点は見逃してはいけない(iTunes)。アクセスの煩わしさ、小難しい操作性、統合性・・・技術の向上に腐心し、消費者の実使用における利便性まで突き詰められなかったツケはかなり大きなものとなっている。10年後の日本企業のあり方を想像すると、如何せん負のイメージが先行して脳裏に表出してくる・・・。
いや、まて、これまでにも窓の杜やVectorのように無料のでソフトを提供している機関はあったではないか?確かに、Appleの築いたプラットフォームは技術という点ではなんら目新しいものではない。しかし、以前の無料ソフトに比べ、Appleが提供するアプリケーションの利便性・操作性・快適性は格段に向上していると考える。とりわけ「音楽」というカテゴリーと平衡するラインでアプリケーションを展開した点は見逃してはいけない(iTunes)。アクセスの煩わしさ、小難しい操作性、統合性・・・技術の向上に腐心し、消費者の実使用における利便性まで突き詰められなかったツケはかなり大きなものとなっている。10年後の日本企業のあり方を想像すると、如何せん負のイメージが先行して脳裏に表出してくる・・・。
ちなみに、題名に「黒船」という文字が入っているが、端に驚異的な外来物程度にとらえておけばよいだろう。ただし、今回の「黒船」はわれわれ日本人が欧米人よりも先に培った技術を搭載しているという点で、維新時代のそれと大きく異なるのは忘れてはいけない。
※さて、なんか重苦しい内容になってしまいました。反省。それにしても今後の日本産業を鑑みるに、状況はますます生き残りが難しくなるのは間違いないでしょう。内需の伸びは小さくなり、雇用は海外の安くて優秀な人材であてがわれ、日本の学生には採用価値無しと判断されてもいたし方がない・・・なにせ営利企業でありますから。ふむ、日本の学生の将来性を鑑みるに、早急になんらかの対処策を講じないといけないようにも感じます。