2010年7月18日日曜日

Not Get, But Build

皆様は楽器は演奏されますか?えびすは頭の体操と称してしばしばピアノを弾いております。不協和音ばかり奏でていますけど、そこは自己満足で。で、ピアノを弾くという行為なんですが、かなりの肉体スポーツなんですね。映画のシャインご覧になったことのある人は、主人公がラフマニノフのピアノ協奏曲第三番をコンテストで弾いた直後に、ぶっ倒れて再起不能状態におちいったシーンを思い出していただければよろしいかと。あそこまではいきませんが、汗はびっしょりになります。背中から腕まで、そしてふくらはぎとすねまでも、もうびっしょり。勿論、夏場と冬場でかく汗の量は大きく異なりますが…ピアノで実は筋トレもできたりします。特に胸筋がいい具合につく…と信じています。上司に「いい胸もってるね~」と狙われた事実がありますゆえ、そうに違いありませぬ!
で、結論として言いたかったことは、「ピアノ演奏(たぶん楽器全般だと思います)」は「頭の体操と筋トレ」を兼ねることのできる素晴らしい行為であるということ。歳をとっても続けられる持続可能な趣味として育て上げていきたいです。

さて、読み手が理解に苦しむ支離滅裂な文章しか書けないことに苦悩する日々を送っているえびすが紹介するのはこの一冊。

商品の詳細

ひよっこのお前に何がわかるか!出直してこい!…こんな罵声を浴びせられたことがある日本人は多数いることだろう。何くそと思う人もあれば、はぁ俺はダメ人間だ…と思う人もいるだろう。まぁこのような言動が通じるのも日本だけなのかもしれないが。海外ならもう少しオブラートに包んで(内面では同じような思いなんだろうけど)叱咤してくれる…もっとも、そのほうが恐いといえば恐いのだが。

本書の10年法則が言わんとすることは明確だ。その道のプロとして第一線で活躍するためには少なくとも10年間は、本気で取り組まなければいけないということ。他の書籍では、1万時間と表現している書籍もある。1日3時間を10年間続けると、だいたい1万時間に達する。幼少の頃からピアノのプロとして鍛えられた子供たちが表舞台で本格的に活躍し始めるのは早くて十代後半からだろう。
もちろん練習をする上で、目的意識は高く保っていないといけない。嫌々ながら練習しても、その効果は半減されてしまう。主体的に、高いモチベーションを持って、一万時間続けること。これを達成することが出来る人は以外に少ないものだ。だからこそ、その道のスペシャリストになることができるわけだ。

さて、一つの分野で10年法則を貫いた人は、自然と自信が滲み出てくる。そして、好奇心旺盛に、派生する分野で新たな十年法則に挑戦する人が多い。彼らは一層の努力を惜しむことがない。なぜなら、成功体験を通じて後天的な努力をもってすれば、自身の未来が無限の発展をなしうることを「経験的に」知っているからだ。
ただし、10年法則を貫く際に注意しなければいけない点もある。以下にその要点を記そう。

1.挑戦課題は適度に厳しく…厳しすぎると挫折してしまう。途中で頓挫しては元も子もない。
2.努力が報われる分野であること…階段を昇るように一歩一歩成果を確認できる分野でないと、自信のモチベーションを高く維持するのは難しい。
3.ミスや失敗のできる余裕が必要…一度の失敗で未来が閉ざされるようであれば、大胆な行動・勝負の一手を実行できない。
4.フィードバック作業ができる環境…自身でフィードバックすることができるのは勿論のこと、同じ分野で目的意識を高く持つ友人がいるとなおよい。

最初から全ての要点をみたす状態を望むのは難しいかもしれないが、なるべく早い段階でこの状態にもっていくことができれば、10年法則を通じて得るものも一層大きなものとなるだろう。

※目先の利益にとらわれることなく、自分を信じて努力を続けること。今の若い世代の人たちは、長期的な展望をもって自らを鍛え上げて成果を手に入れるというよりは、便利で即効性のあるツールで成果を手に入れたがる傾向にあります。前者の典型的な例が「巨人の星の星飛雄馬」、後者のそれが「ポケモンのサトシ」ですね。で、僕もサトシになっちゃっているわけであります。困った困った。形無きものを創っていく楽しみは、それを成し遂げた人にしかわからないものなのでしょう。ふむ、僕がその境地に達するのは何時になるやら…まずは10年法則を貫ける分野を探すことからはじめなければいけませんね。精進あるのみです。