2010年9月25日土曜日

A diversity in Brain-Storming.

,9月も彼岸を過ぎてぐっと涼しくなりました。一日で10度以上も気温の変化があると、体への負担は結構大きい…まぁ、僕の場合はあんまり関係ないみたいですが。頑丈さだけがとりえの肉体です。周りからは「すぐ風邪ひきそうだよね」といわれますが、4年前にインフルエンザにかかって以来、それらしい体調不良なく現在まで生き延びております。秘訣は何か?楽天的に生きることでしょうかね。

さて、小学校時代に真冬でもランニング一枚で登校してくる少年は、何に向かって「反抗」していたのかなぁと不思議に思えてならないえびすが紹介する一冊はこちら。

Brain Storming(以下BS)による課題抽出方法が世に広まってかなりの時が過ぎた。まぁ私が生まれる以前(50年以上も前)にその方法論自体は発案されていたから、当たり前といえば当たり前のことであろう。しかし、その後のBSの発展は乏しく、KJ法くらいしか耳にした覚えが無いように思う…私の勉強不足かもしれないが。

本書はBSをベースにおいて、「ビジネスモデルの考案および問題の発掘」に関し、50種類以上にも昇る方法論と各々の目的・展開方法・効果と狙いまでを詳しく説明・紹介している。どれも非常に刺激的で、興味をそそるものばかりなのだが、そのうちの2つをここで紹介しよう。

まず一つ目がSpectrum Mapping。既存のトピックの多様的な捉え方を明確にすることを目的として、脳内に埋もれた情報を引き出してくる方法。5人から15人で、30分から1時間の設定でBSを行う。既存の事象・商品に関する大きなtopicsを3つほど設定し、それらに対する考え・思いを各々がsticky-note(ポストイットのようなもの)に書き出してtopicsの横に水平に並ぶよう張っていく。組織の結束力、方向性を再確認する場合などに有効なBSである。

二つ目はThe 4Cs。4つのキーコンセプトを用い、色んなsubjectに関する多様な情報を収集・まとめるのに適した方法。5人から20人で、30分から1時間の設定でBSを行う。予め題材を準備しておき、Component, Characteristic, Challenges, Character (ただし、必ずしも4Csにこだわる必要は無く、全く異なる要素を持ってきてもよい。例えば4Ds:Discover, Design, Damage, Deliverなど。)について。1チーム1つのCをインタビュー形式で掘り下げていく。最後にメンバー全員で4Csを確認・共有。各人が様々な洞察・考え方・捉え方を身につけるのに適したBSである。

新しい発想が降りてこない、独創的な商品をつくれないと嘆いている方々は、本書を参考にして会議の仕方を少し変更してみるのも良いだろう。「刺激・感動・きずき」をもたらしてくれる機会を自らが設定していくことも大切なことである。

※いやはや、思考を鍛える・整理する方法がこれだけ紹介された本に出逢えたのは嬉しい限りであります。運命を感じちゃいますね、本当に。どういった層の人達に、どのような効果をもたらすことができるのかを体系的に学ぶに、もってこいの書籍です。研修をファシリテートする人や管理職ポストにつく人には、座右の一冊になるのではないでしょうか?教育関係者の方も是非んで頂きたい一冊です。