2010年9月7日火曜日

Picture + Diagram = Strategy Map

最近、自由が丘のブックオフに足蹴に通っているのですが、ここのブックオフは毎週のようにセールイベントを開催しております。この週末は100円商品以外の書籍20%オフでした。いやはや、困っちゃいますねぇ…先々週に単行本500円均一を開催したばかりなのに…買うほうも困ってしまいますヨ。少しでも気になる本があれば即購入に踏み切ってしまう僕の悪い癖でありまして、いろんなジャンルをあさり、大量購入してしまいました。自由が丘という場所柄もあってか、企業を目指している人がたくさんいるのでしょうか?ビジネス書に関しては結構なレアモノがお手ごろ価格にて手に入ります。ふむ、これだけ安くしても収支はしっかりとれているのでしょうか。財務実態を見てみたいものであります。

さて、古本の安さ=麻薬だと実感しつつも、その誘惑に勝てずにいる、だらしないこと極まりないオトコえびすが紹介する書籍はこちら。

商品の詳細

ピクト図とはなんぞや?およそ、この聞きなれない単語を知っている人は、相当なビジネス書オタクか日経BPマニアに違いない…と信じたい。私自身は日経BPの記事で、過去にこのような図解によるビジネスモデルの例があったなぁと記憶している程度であった。ピクト図解なる単語など全く脳に記録されていなかった…もっとも、単語の意味より、単語が示す内容を把握していることのほうが重要であるとの筆者の言葉に救われたのだが。

さて、さっそくピクト図解について紹介しよう。ピクト図解とは、美術館や複合施設などでしばしば見られる「ピクトグラム」と呼ばれる標識(トイレやエレベーターの標識)によって、モノ・サービス・お金の流れを示した図表である。特徴的なのは、従来のようなステークホルダーマップと異なり、どのフレーム層にどのような形でモノ・サービス・お金が流れているのかが一目でわかる。加えて、時系列による変化も図表内で表現できるため、非常に使い勝手がよい。

本書では、巷に転がる様々なビジネスモデルをピクト図解を用いて分析している。昨今の複雑なビジネスモデルもピクト図解をもってすれば、いとも容易く理解することができよう。とりわけ、上司やチームメンバー等、第三者に対して説明する際に、その効力を実感することができるのではないだろうか。企画書等の考案・作成に携わる人には、もってこいのツールであること間違いないだろう。

ピクト図解を用いる利点は他にもある。それは、ピクト図解はアナロジー(類推)がしやすく、新しいモノ・サービス・お金の流れをマップの中に組み込みやすいという点だ。新しいステークホルダーをひょんと出し、そこに仲介・商品提供・コンサルタントといった流れを作り出すことで、従来とは全く異なるビジネスモデルを容易に考案することができるツールであろう。

ピクト図解はまだまだ世の中に広く浸透していないが、今後右肩上がりに多くの企業がこのツールを取り入れていくことと思う。「誰にでもわかりやすく共有しやすい」というビジネス界のニーズにマッチしていることを鑑みると容易に想像がつこう。一歩先の提案能力・企画力を身につけたい人は是非一読されたい一冊だ。

※本書は結構なツールを提供しています。特に若手の会社員の方には、スキルアップという点からも是非読んでいただきたい一冊です。また、新しいビジネスモデルを考案しやすいという点、起業を考えている人には必須の一冊ではないでしょうか…と勝手ながらに思います。電子書籍でも安く購入できるようですので、iPad等お持ちでしたらそちらで購入するのもよろしいかと。図表も多く、ページ数(230ページほど)・章立ての数(6つのchapter)ともに、電子書籍でも十分見れる内容だと思います…推測ですけどね。