2011年3月13日日曜日

地震と報道の仕方について。

政府のメディア対応も色々と考えておくべきでしょう。

事実だけを流すのも大切ですが、ときに多くの人を安全かつ迅速に動かせるように、ウソを述べることも必要なのではないでしょうか。心理面を支えつつ、安心感を与えつつ、国民がパニックになるような事実は極力言わないようにする。

このバランスを取るのは本当に難しい。ですが、ある程度『訓練』を積めば、相当に上手くなるはず。人命がかかる事態、予断を許さない事態でも、『ウソ』を言って辞任する覚悟があるトップが望まれます。

しばしば、素人は口を挟みたくなるもの。でも、原子炉の仕組みや炉心溶融など説明されても、あいまいな理解にとどまるもの。そんな情報に左右されるよりは、もう少し『被災地の人の安全』を促す内容で先導して欲しいところです。

プロに任せる心を持ちたい。昨今、素人がプロの世界に口と顔を出しすぎているような気がします。わかりやすい説明をと求められても、無理がある。それくらいに、『深い世界』がある。そこで、出てくる内容が、パニックを引き起こしかねないものにメディアが受け取らなくも無い。

白黒はっきりしろといいますが、現象に絡む要因はたくさんあるので、はっきりと申し上げることは出来ない。もちろん、一面だけを捉え、それを頑なに『こうだ』と押し切ることも可能です。ですが、プロは瞬時に現象の周辺、そしてその周辺要素がどういった事故を引き起こしかねないかまで計算します。ですので、今回の炉心溶融についても、完全な『安全』は存在しません。それだけは心にとどめておきたいことです。