2011年3月24日木曜日

"Thanks" to my Colleague Would be a Key factor, Now !

甚大な危機に直面すると日本人は団結力が高まる不思議な国です。普段は素っ気無いんですけど…3//10日に起こった地震でもそうでしたが、迅速に協力体制が築かれるのは凄いことだと思います。しかも、民を主に『何かできることはないか』と考え、香道に移そうという思いを持っている人が多いことにびっくりしちゃったり。普段からこの行動力があるとまた違った強みになるんでしょうけれど……。さて、被害もかなりのものになっています。何か、僕も行動に移せると良いんですけど…寄付に加えて、もう少し違った“カタチ”で協力できる何か、起こしたいです。いや、思いは実行に移さねば。起こしましょう!

意気込みを行動に移さないと、何も起こらないんですよね。ちょっと皮肉に受け取られるかもしれませんけど、『こうすれば良い・こうしよう』と考えるのは簡単で、それをカタチにして、実行まで持っていき、成功に結びつけることは本当に難しいことです。政府の対応一つとってもそう。迅速かつ的確な判断が要求されますが、それは本当に難しいことなんですよ。何せ、経験していないですから。アタマの中の想定は所詮想定。実際に蓋をあけてみないと何もわからない。

地方によって、どのような対応をとれば良いのかは変わってきます。そして、被害の程度・今後どういった二次災害が想定されるのかまで考えると、選択肢は無数に広がります。選択肢は結構すぐに考えることができるんですが、その後、どの選択肢を選ぶかは本当に難しい。被災民にどれくらいの負担を強いることになるのか、救助隊員の人数・安全は確保できるのか、支援物資の供給と被災民の体力・移動の容易性はどれほどかetc。もう数え切れないほど。

危険の度合いなんてどうなるかわからない。『過剰な非難を強いるのはどうか?』なんて声もたくさんありましたが、過剰で良いんではないでしょうかと僕は思います。二次災害まで想定すると、過剰に非難させるに越したことはない。仮に過剰にする効果が無かったとしても、それは結果論です。反対に過剰な対策を採らずに、被害が甚大になっては『なにやっとんねん』です、本当に。

なので、あんまりつべこべ言わず、最悪の事態を想定しておくのが一番。レバレッジなんて考えて動いていては駄目です。あれはあくまで『金融』のお話。利益無視・効果無視で、資金をどっぷり投入しましょうよ。日本人はそれくらい多めに見れる『国民性』を間違いなく持っているはずです。

っと前置きが長くなりましたが、いつもの一冊紹介を。今日は洋書をご紹介。

商品の詳細

『The Thank You Economy』のタイトルをみて、日本人について書かれた本かと疑ったのは私だけではないだろう。直訳すると『ありがとうの経済学』といったところであろうか。この「ありがとう」であるが、世界的にみて日本人の「ありがとう」はちょっとした名物とすることができよう。スーパーで買い物するだけで定員が「ありがとう」と笑顔で言ってくれる国は数えるほどだ。

お客さんに対して「ありがとう」の精神を示すことに日本人は非常に長けたものをもっている。しかし、組織の中ではどうだろうか?これを象徴する言葉は、よく言われる「最近の若者は――。」だろう。戦後の日本経済を世界一(今は3位)にまで引っ張り上げた経営スタイルは「怒号・激務・褒賞」によるものだったようである。生きることに精一杯かつ生活の変化が著しい時代、目の前のことに邁進した結果がすぐに見える時代であれば、このスタイルも通じたのかもしれない。しかし、今の時代でもそれは通じているのだろうか…若者の離職率、鬱患者の数、自殺者数を鑑みるに、どうもかつての経営スタイルはうまく機能していないようだ。

では今の時代にあった経営スタイルとはどういったものか?「怒号・激務・褒賞」に変わるスタイルといはいったい何か?どうやら、正反対に近い経営スタイルが今の時代にはマッチしているようである。具体的には「賞賛・短時間労働・やりがい』が挙げられるだろう。今の時代に合う経営スタイルを築くことに成功した企業は総じて高収益・高成長率を挙げているのも間違いない。米国でいえばZappos、日本で言えばクックパッドあたりだろうか。従業員が働きやすい・満足のできる環境を整えることが、そのまま企業の収益に結びついているのは注目すべきところだ。

さて、上に挙げた経営スタイルを取り入れている企業はまだまだ少なく、設立年数の若い企業を中心に明かりがぽつぽつと光っている程度だろう。とりわけ、大企業になればなるほど、新しい経営スタイルを取り入れるのは難しい。昔の成功体験があるため、どうしてもそれを信じ、新しい風を吹き込むことには躊躇してしまうのは仕方ないだろうし、昔からのスタイルで十分に利益を出せている企業もたくさんあるのも事実である。無理に変革して経営が傾いては元も子もない。

ここ数年、日本企業の世界進出が加速している。世界で通用する・成長していく企業を築くためには、経営スタイルにも一貫性が求められよう……が、果たして全世界で古い経営スタイルを貫くことはできるのだろうか?世界の流れは新しい経営スタイルに流れている。ガラパゴスを貫くことで“差別化”をはかる作戦は、どうも通用しそうになさそうだ…今後、日本企業はどのような舵取りをしていくのか。とりわけ、大企業の経営スタイルには注目していきたい。Topの意向が変わればfollowerもすんなり応じる日本人特有の“チカラ”こそ、発揮すべき時ではなかろうか。

※なんか企業論っぽくなっちゃいましたが、本書はSNSの使い方に主眼を置いた一冊です。商品・サービスの提供に当たっては一人一人のフォロワーを大切にすること、BtoBの企業も積極的にSNSに参加・利用すると大きな利益を呼び込めること、企業文化を明確にして広く仲間・消費者と共有することなどなどについて書かれています。内容そのものは、それほど目新しいものはありませんが、BtoBのSNSの使用例は参考になりました。『DellがCMを流す』理由に通じるものがありますね。今後の事業推進にあたても、SNSの有効活用は大切な戦略になってきます。広く学生から社会人まで読んでおいて損はない一冊かとおもいます。